PELE -火の女神


火の女神 「ペレ」
ペレは、ハワイに伝わる火山の女神。ペレホヌアメア(「聖なる大地のペレ」の意)、ペレアイホヌア(「大地を食べるペレ」の意)、ペレクムホヌア(Pele-kumu-honua、「大地の源」の意)という呼び名でも知られている。ハワイの神々の中ではもっとも有名とされ、炎、稲妻、ダンス、暴力などを司るとされる。美しく情熱的だが気の荒い女性で、嫉妬や怒りから人々を焼き尽くすとして畏怖の対象とされている。(Wikipedia参照)
私も数多くの人達と同様、ペレに惹かれた。その自由奔放で、嫉妬深く、物事後先考えずに行動してしまうなんとも人間味溢れる所なども彼女の魅了なのかも。ペレの話で有名なのは彼女のつけているオヒアレフアのレイ。

ペレがつけているレイはオヒアレフアという花からできているそう。このオヒアとレフアとは、もともとは愛し合う若い男女であった。オヒアに恋をしたペレは自分の物にならないオヒアを灌木にかえてしまった。悲しみにきれるレフラを哀れに思った他の神々が2人が一緒にいれるようにとレフアをオヒアの木に咲く美しい赤い花にかえた。といわれている。そしてオヒアレフアの花をつむと2人が悲しみ雨が降るといわれている。罪悪感を感じてなのか彼女はこのオヒアレフアの花でできたレイをつけていると言われている。

お土産で買ってきた本。英語がわからなくてもとてもアーティスティックな絵が魅力的。ペレの話を知っていれば、あぁ、これはあの話か。なんてわかるのもある。この絵はオヒアとレフアに嫉妬したペレが襲いかかろうとしているところ。

ペレは時に美しい若い女の姿で会う男すべてを魅了し、ある時は老婆の姿であらわれ、人々の良心を試したりもするらしい。

ハワイでは白髪の老婆には親切にしないとその家に災いが訪れるとも言われています。そして親切にした人には幸運が訪れるとも。もしかしたらペレが老婆になり、人々を試しているのかも⁈

そんなペレですが、最後はマウイ島に上陸しハレアカラの火口に移り住みます。しかし、土地の神の逆鱗に触れ、戦いの末に殺されてしまいます。死んだペレの魂はハワイ島のキラウエアにある ハレマウマウ・クレーターに安住の地を見いだしたと言われています。

キラウエアでは溶岩など持ち帰るのは禁止とされていますが、誰も見ていない所での事。持ち帰ってしまう人も。しかし、その後災いが起こり溶岩を送り返してくる人が後を絶たないといいます。

きっとペレの怒りにふれたのかな?

ハワイの文化は日本とにているな、って思う事も。多神教もそのひとつ。ひとつひとつ違う神様がいて、それぞれを敬う。私はそういう考え方が好き。海、山、木、空…
色々な物に神様がいて、それを大事にしていく。

ハワイの神話は奥が深くて、面白い。これを期に勉強してみようかと思います。


ペレはイケメン好きでも知られています。イケメンの方はキラウエアに行く時ペレに狙われないように注意してね。ちなみにうちの旦那さんは… 

全然無事でした! 笑
ジャガー博物館にある数あるペレの絵の中でも1番お気に入りの作品。ペレの本の表紙にもなってました。

ハワイ島に行ったらペレの魂が住むという「キラウエア火山」に是非いってみてください!(詳しくはこちら)


ではでは、MAHALO

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