ジャマイカの歴史

ヤーマン🖖



今日はジャマイカの歴史を簡単に。



先住民時代

ジャマイカには11世紀頃までタイノ/アラワク族という先住民が住んでました。

アメリカ大陸の先住民をインディアンと呼ぶのは好きじゃないけど…(これはヨーロッパからきた人達がネイティヴの人達をインド人だと思い呼びはじめたから)

彼らは魚を捕ったり、耕作をして暮らしていた。


スペイン植民地時代

1494年スペインの探検家クリストファー・コロンブスによって発見され、スペインからの侵略があり1509年に植民地化された。(アメリカではコロンブスデーという国の休日があるけど、この人の肩書きは探検家/奴隷商人 etc.. こんな人の為の休日があるアメリカって… 

ちなみに英語で調べてみたら英語圏の彼の肩書きはミリタリーになっていました Σ(゚д゚lll))

追記: コロンブスについて調べてみたらWikipediaみてるだけでも気分が悪くなるような事が書いてあった。もっと詳しく調べたり違う描写でみたらもっと酷いのが予想できる… コロンブスについて知りたい人はリンクからとんでみてください。残虐な事を知りたくない人はみないでね。

スペインがジャマイカを侵略後、スペイン人によって持ち込まれた病気や、先住民を奴隷とした事、そして大虐殺により、スペイン侵略後からわずか50年で10万人いた先住民は滅びた…



1509年っていうと16世紀




日本は信長、秀吉時代..





じゃぁ、続きいきます






-1517年 奴隷として働かしていた原住民が滅びてしまうとスペインはサトウキビのプランテーションの為、最初の奴隷をアフリカからつれてきます。

(三角貿易って聞いたことありますか?私は昔、世界の歴史でならいました。太平洋三角貿易: 西アフリカから黒人を奴隷として。アメリカ大陸からは、砂糖・綿を。ヨーロッパからは繊維製品・ラム酒・武器を。つまり、武器で奴隷をつれさり、プランテーションで砂糖やコットンをつくらせるてお金をまわす。砂糖がイギリスで需要が高まった理由は「TEA」です。そう、紅茶がはやったから… 優雅にティーを楽しむ為にアフリカの人を連れ去り、奴隷にするって… 世の中の矛盾を感じられずにはいられない。)


-そしてジャマイカでは金などがとれないとわかると、スペイン人は徐々に植民地支配の意欲を失っていきます。




イギリス植民地時代

1670年イギリスはスペインにかわりジャマイカを支配するようになる。

スペイン時代からつづく過酷な労働を強いられた黒人たちはプランテーションを逃げ出し、山中に集落を形成して指導者の下で自給自足の生活を営みながら、マルーン(Marion)という奴隷解放を目指す組織をつくり活動を始めた。

1739年 長いゲリラ戦のもとマルーンは完全な自由と広い土地を得る事ができた。(といっても、これはマルーンという組織の人だけでその数、1000人あまり)





奴隷制度廃止

19世紀、たび重なるマルーンの反乱から1807年、イギリスは奴隷貿易を廃止(アフリカから奴隷をつれてくるのをやめたけど、まだ奴隷制度はのこっている)

1831年、奴隷であったバプテスト(プロテスタント)の説教師であったサム・シャープが反乱を起こすがマルーンを味方につけたイギリス軍により10日間で鎮圧される。(マルーンは自分達の都合でイギリス軍について黒人を弾圧する側になってる)

しかし、人々の反感を抑える事はできず、1838年、サム・シャープの反乱から7年でイギリスは奴隷制度を完全廃止した。





植民地から独立へ

1914年にアフリカ帰還運動で有名なマーカス・ガーベイが世界黒人地位向上連盟(UNIA)を結成。(彼はジャマイカの20ドルコインになってるみたいなので、コイン手に入れられたらいいな)


1920年代になると何百とあったサトウキビプランテーションは衰退しかわりにバナナのプランテーションにかわっていく。

労働組合が普及し、1930年代には世界大恐慌の打撃を受け、ストライキや暴動が多発した。

指導者ノーマン・マンリー及びアレクサンダー・バスタマンテは、その後労働組合を基盤に各々政党を結党。(この2人はいとこ同士ですが、結果的にはジャマイカの2大政党の指導者になりライバルとなる)


第2次世界大戦後の1962年8月6日、ジャマイカは292年間の英国支配を脱し、カリブ海英領植民地の中で最初に独立した。



カリブ海の黒人たちは北米の黒人たちのように家庭内奴隷として白人社会に溶け込む機会は少なかったようです。両者の生活空間は厳然と区別されていました。しかしそのことが逆に彼らの中にアフリカ的な感性を温存する原因になったようです。












まだまだ、私の知らない事は沢山あると思いますが、色々な物をみて、聞いて、触れてこれからも色々な事を知っていけたらいいな。と思っています。




長くなってしまいましたが読んでいただきありがとうございます。






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