コウモリラン板付け
コウモリランとは
ビカクシダという植物ご存知ですか?シカの角のようなシダ植物。という事でこの名前がつきました。通称「コウモリラン」。アフリカ、アジア、オーストラリアなどの熱帯地域に生息し樹木に着生しているウラボシ科の植物です。その独特な垂れさがる葉がコウモリが羽ばたいているようにみえるという事からついた名前です。特徴は2種類ある葉。葉の一つは株元に張りつくように出る「貯水葉(ちょすいよう)」、もう一つは、鹿の角のような葉の「胞子葉(ほうしよう)」からなります。貯水葉は枯れて茶色に変わっていきますが、水分や養分を蓄える大切な役割をしているので取り除かないように注意。
育て方
日光を好みますが、直射日光はさけてください。直射日光にあて続けると葉焼けを起こします。夏は直射日光のあたらない外か、室内ならばレースカーテン越しの明るい場所。少々日陰でも大丈夫ですが、あまり日光が不足すると葉が黄色く変色します。
水やり
熱帯地域に生息するシダ科、高温多湿を好みます。霧吹きで、葉と植え込み部分の両方に水をやります。ハンギングの場合水苔がかわいたらバケツやシンクなどに水をはり、そのなかに板ごとつけます。私はだいたい10分くらい、水苔に水がしみこんだことを確認し水がきれるように板を立てかけておきます。ハンギングの場合水苔が水を吸い込み大変重くなっているので要注意。
板付け
用意する物
・取り付ける板
ヘゴ板やコルク版を使うのが一般的なようです。私はホームセンターに売っているごく普通の木の板を使用。
・水苔
根に被せて固定する為、少し多めに。
・ヒモ
麻ヒモ、コットン、何でも大丈夫です。私はワイヤーを使用してますが、貯水葉がヒモも覆いかぶさるように成長して着生したらヒモは取り外して大丈夫なので切れる物の方がいいかも。
・ネジ
短め、釘よりネジの方が重さにも耐えられます。穴を通すタイプとかだとヒモが固定しやすくていいかも!逆にネジなしとかもアリだと思います!ヒモでおちないように板に固定できればネジはいらないかな~
*これが買ってきた状態。プラスチックのコンテナに針金で固定してありました。外で育てると水苔の中にアリが巣をつくってしまう事もあるので要注意です。
① 板を好きな形にカット
(最初から切ってある物を選んだ方が楽かも… ノコギリできるのは大変です←切実)
② ヤスリをかけ形を整える
③ ビス/ネジを打ちこむ
*ネジは全部しめず、少し浮くように
④ うらにフックをとりつける
水を含むと重くなるのでしっかりと固定してください。
⑤ ネジにヒモを通して板とコウモリランを固定
以前板付けした時に貯水葉が出てくる部分を固定してしまって、せっかく出てきた新しい貯水葉がかれてしまったので今回は根元をあけて固定しました。もともと購入した時に水苔がついていたので、そのまま使用しています。
私のやり方はオリジナルでこれが正解かどうかはわからないけど、うちのコウモリランは元気に育ってるから大丈夫だと思い記事にしました。他にも色々なやり方があるので検索してみてください♪
こちらは以前板付けした1号
前回、板付けした後に貯水葉がどんどん茶色くなって枯れてしまったので板付けするのをためらっていましたが、プラスチックのコンテナで育てていた2号の貯水葉も茶色くなってきたので板付けしたのは関係ないと今回板付けする事にしました。貯水葉は枯れても大丈夫、というか枯れた葉は栄養になってるんだと解釈しています^^;
1号にも可愛い貯水葉の新芽が出てきました♡
こんな感じで壁が立体的に、そして華やかになりました。何より壁にグリーンを飾れるっていう嬉しさ!
コウモリラン、皆さんも機会があったら育てみてください。私みたいにあの独特なフォルムの虜になりますよ♡
▲Instagram @madebyaij▲
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